芸術家でありながら、メカ好きでも有名だった世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンをご存知でしょうか。 戦前からレコードへの録音に熱心でした。 戦後の一時期は、ナチスに協力したとして演奏活動が制限されたことで、録音活動を集中的に行っていたといいます。 その後も、生涯500枚近いレコードを残しました、そして、その総売上は数億枚に達しています。 さらには、今もなお売れつづけているのです。 この偉大な記録を抜くものは現れないだろうといわれています。 カラヤンが亡くなったときに、付き添っていたのがソニーの大賀典雄会長だけだったというエピソードもあるくらいオーディオメーカーとの付き合いも深かったのです。 CDことコンパクトディスクのシステムが発表されたときも、その記者会見に立ち会っていました。 そして、「これからはCDの時代だ」と言ったのです。 というのも、そもそもCDの録音時間が74分になったのは、カラヤンと深い関係があるのです。 世界で最も有名なクラシックの曲の一つ。 ベートーベンの第9交響曲というのがあります。 それまでのLPだと、1枚に収まらず、2枚組として売られていたものです。 これでは不便だという話。 何とか1枚で全曲収まるようにしたい、と開発者は考えたのです。 そのときに基準となった演奏時間というのが、カラヤン指揮のものだったというわけです。 ちなみに72分50秒でした。 かくして、60分、90分というキリの良い時間ではなく、74分という収録時間が決まったのです。 そして、そこから逆算して直径12センチという大きさも決まったというのです。 さて、最初の疑問に戻りましょう。 昔のLPは両面です、レーザーディスク、DVDも両面を使えます、でも、なぜCDは片面なのでしょうか? もちろん、CDだって、両面にするのは不可能ではないのです。 でも、両面に張りつけようとすると、ハードの開発が大変です。 それに、両面にしなければならないような長い曲もそうなかったのです。 つまり、コストとニーズを考えて、不要と判断された、というのがメーカーの回答になります。 もし、カラヤンが生きていて、「俺の指揮したワーグナーのオペラを1枚に収録しろ」とでも言わない限り、両面CDは実現しそうにないということでしょう。 =================== 自宅にいながら簡単に短期間で、ピアノをマスターできると評判なんです。 中村姉妹※ピアノ 自力でピアノを上達するための行動を始めるには遅すぎると思わないでください、あなたがピアノが演奏できるようになることは、いつでも十分可能なんですよ。
